個人邸作品2019年01月30日 17:27




年初より制作していました作品、無事、和歌山の個人邸に納品していただきました。

どうもありがとうございました。


刷り工程は記録しなかったのですが、今回使った版でご説明してみます。

版は全てMDFボードをレーザー加工したものです。

1の版から順に刷っていきます。まずは黄色、

最終的にはほとんど隠れてしまい、点や線がのぞく程度になります。

2の版は2回使います。まず銀色,次に緑の透明色を刷ります。

続けて乾かないうちに、インクをのせていない3の版で空刷りし、

緑のインクを部分的に版に刷りとり濃淡をつけます。

乾いたあと、4の版で白を刷ります。そして乾かないうちに5の版で空刷りをし

白の面に濃淡をつけます。インクが乾いたあと4の版で緑の透明色を刷ります。

6の版で白を2回刷ったあと7の版で銀を刷ります。

全てインクが乾いたあと8の版で紙の白地部分にエンボス加工をして

完成となります。

1と5の版は、彫りがネガとポジになっています。これは手彫りでは出来ない

レーザー加工技術あっての版です。

版だけでは分かりにくいと思いますが、長年かかって辿りついた技法です。




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